登壇スライドを Marp で作るときの、ストーリー・図・デザインバランスの型をまとめたものです。AIエージェント(Claude Code など)に読ませるスキルの形にしてあり、人が読んでもそのまま使えます。
AIにスライドを書かせると、体裁は整うのに話が薄くなりがちです。作者(@minorun365)が自分の登壇資料を作るなかで、エージェントへ繰り返し伝えてきた直し方を、規則と検査スクリプトに落としました。
| 場所 | 内容 |
|---|---|
skills/slide-story |
つかみ、中扉、段階的な開示、見出しの文体、締め方、尺の見積り |
skills/slide-figures |
図の情報量の絞り方、SVGの描き方、文字サイズの下限、挿絵の置き方 |
skills/slide-design-dark |
余白の測り方、縦のバランス、黒地の配色、表とコードのデザイン、Marpの罠 |
theme/minorun-dark.css |
黒地にシアンの Marp テーマ |
tools/ |
書き出したPDFとSVGを実測する検査スクリプト |
examples/sample |
見本デッキ。examples/broken は検査が反応することを確かめるための、わざと崩した版 |
Claude デスクトップアプリの「Code」タブ(または Claude Code)で、このURLを渡して頼むだけです。
入れ終わったら新しいセッションを始め、「黒地のテーマで、勉強会の20分のスライドを作って」のように頼むと使われます。新しい版が出たときは「minorun-marp-skill を最新にして」で更新できます。
この節は Claude が読むための手順です。自分で入れる人も、この順に進めれば入れられます。
- リポジトリを
~/.claude/skill-repos/minorun-marp-skillへ置く。無ければgit clone、あればgit pull skills/の3つ(slide-storyslide-figuresslide-design-dark)を~/.claude/skills/へコピーする。同じ名前があれば上書きする- 書き出しと検査に使う道具があるかを確かめ、無いものを入れる。Marp CLI(
npm i -g @marp-team/marp-cli)、Google Chrome、poppler と mupdf-tools(macOS ならbrew install poppler mupdf-tools)、Python 3 と Pillow。check-svg-box-fit.mjsは Marp CLI 同梱の puppeteer-core を借りるので、場所が違う環境ではMARP_NODE_MODULESとCHROME_PATHで指定する - 結果は、何が使えるようになったかと頼み方の例を、コマンドを見せずに平易な言葉で伝える
スライドを作るときは、~/.claude/skill-repos/minorun-marp-skill から theme/ と tools/ を作業フォルダへコピーして使う。
marp --no-stdin deck.md --pdf --theme theme/minorun-dark.css --allow-local-files
python3 tools/check-dark-margins.py deck.pdf # 中身の下端と右端の空き
python3 tools/check-dark-gaps.py deck.pdf # 図や箱と、隣の本文の間隔
python3 tools/check-figure-text.py deck.pdf # 図の中の小さい文字、箱の縁に詰まった文字
node tools/check-svg-box-fit.mjs images/*.svg # SVGの文字が箱に収まっているか
python3 tools/check-reuse-diff.py new.md old.md # 流用したスライドの、見出しと図の対応
python3 tools/check-ai-smell.py deck.md # 書き換えたスライドの文の型の反復テーマは丸ゴシック系を想定しています。第一候補の Zen Maru Gothic を入れておくと揃い、未導入の macOS ではヒラギノ丸ゴで表示されます。作者の手元では有償の丸ゴシック書体を使っているので、公開されている登壇資料とは字形が少し違います。
作者のスライドには「いらすとや」の挿絵がよく登場します。画像はこのリポジトリに同梱していないので、見本デッキを書き出す前に取得してください。利用条件は各自で確かめてください。
sh examples/sample/fetch-illustrations.shApache License 2.0. Copyright 2026 Minoru Onda
見本デッキの一覧画像に写っている挿絵は「いらすとや」の著作物で、このライセンスの対象外です。
